先日カナダにて6週間のレジデンスを終え久々に長屋にてほんの少しだけど作業しました。息つく間もなく現在横浜にて大規模な野外作品のサウンドを制作しています。
カナダにいるときも、ここにいても割と自分の仕事とiftについてよく考えます。 そしてカナダではiftをたちあげ、長屋を改装するというリアルな体験から自分自身がどのくらい影響をうけているか実感する機会もありました。ので、ちょっと雑記。 カナダでは家々を訪問しつつ、自分の作品を紹介することを通じて実際どこまで関係を築けるのかを実験するというようなプロセスがメインでした。その過程でハンガーとガラス瓶を借りてギャラリー空間で他の作品も混ぜつつインスタレーションを作る、というプロジェクト。(詳しくは僕のブログで。www.afewnotes.com のblogをクリックしてください。) はじめから参加してくれた人たちにアーティスティックな「参加証明書」を渡したいな、とは思っていたのですが、なかなか最後までいいアイデアが浮かばずだったのですが。ハンガーを借りたのだからそれにちなんだものがいいかな、と単純に思ったときに上の画像にあるように(ちょっとわかりづらいですが)ミニハンガー制作を思いつきました。 期間中ハンガーと向き合っていたのでその単純な構造が頭に入っていたらしく、針金一本で簡単にできることはわかっていたのです。はじめはドローイング、と思っていましたが実際に針金で作って包もうとなったわけです。 なにがiftの影響かと言うと(笑)僕はサウンドアーティストなのでビジュアル的な制作はこれまであまり全面にだすようなことはしていませんでした、(だいたいのアートマーケットでは)作品を「売る」ためにはある程度作品をモノ化、ビジュアル化する必要があります。サウンド作品はまずそういうところではじかれてしまうのですが。 売るために。。。そういう入り口からいろいろ考えてもなかなか良い作品を思い付くことができないということが僕はよくあります。思い付いてもそれが良い作品かどうかを判断できない気がします「売れる」から良いアート?というか。 でも今回は参加してくれた人たちに何かgiftしたいという気持ちがあり、そこから最もよいと思えるアイデアが浮かんだという気がしています。そして例えそれがやったことにないことでも自然ととりくめる。さらにはこの入り口から入っていろいろと結果的に売るのが可能な作品、というのもポロポロところがり出てきます。 新しいアイデアがgiftするというチャンネルからあふれてくるのです。 そして自信が持てる。 なぜだろう? 長屋もそうです、もちろん経験はないし、方法もほとんどわからない、でも何か自分たちの問題意識から形にならないか、ということです。大げさに言えば誰にも頼まれていないけど、「社会」とか「世界」とかにgiftする意気込みなのです。お金もエネルギーも時間も費やして。 長屋の改装の経緯から、単純に勇気をもらいます、なんでもやれるかもしれない、と。 すくなくとも やろうとする ことはできる。 家をひとつ改装するというリアルな尺度を持つことができると、この社会の大きさとか複雑さ、いろんなことが実寸大で感じられるようになってきているような気がします。 長屋は、いろいろな方たちが様々な形で参加応援してくれています。中心のメンバーの他にもこのブログを読んでくれている人たちのおかげで、関心がある=何か意味のあることをしているかもしれないと思えるのです。 そうだ、皆さんも一度長屋にきませんか?手伝いに 笑 興味があったら声かけてください。本当に!!! #
by iftift
| 2008-12-02 12:29
| 雑感/mamoru
という事で、makoto, mamoru, aki/uraでミーティング。
結果、「稼ごうではないか!」という事に。 その1.路上ライブをする その2.プチバイトをする その3.フリマでいらないモノ売る 音楽好きのmakotoさんは、その1をやりたっかたらしいが、 「もうからなーい。誰が歌うのだー」と残り2名全力で反対。 プチバイトは、見つけてからということで、 とりあえず、フリマをやることに。 長屋の改造の裏側(場所ではないですよ)で、 makoto`s wifeのReikoさんが フリマで大活躍です。 ディスプレイいけてます! 店みたいです。 先週は、私とMinoruくん、初参加。 Reikoさんから引き継いだフリマ経験を活かしながら ディスプレイするMakotoさん。 仕事柄ディスプレイの得意なMinoruくん。 太陽の塔をバックに なかなかいい感じじゃないですかぁ〜。 しかしながら、あいにくの雨。 途中で中止。 振替えという事で1月再びフリマに。 数十年ぶりに、フリマに来たので、 今回は、下調べという事で。。。 自宅帰宅後 Minoruくんから電話。 M:「ちょっと語ってもいい?」 U:「えぇ。。。語るの〜?」2〜3時間なったらどうしよっ?!と引き気味の私。 M:「今日、行けてよかった。売るっていう事の原点が間違ってたぁ。 これいい!って思う喜び・感動が原点に必要やなぁって思った。 俺自身も、iftを少しでも手伝おう、お金出そうと思ったのは、 いい!って思ったから、そうできた。」 大体こんな具合で、以外と短かった。。。 フリマ途中で中止になったけど、 私も行けてよかった。 #
by iftift
| 2008-11-28 21:38
| 雑感/ura/aki
先々週は、まもるくんがカナダから帰国後、初の長屋改装に出勤(?)。
二人で天井を磨きながら、 カナダのレジデンス体験談や家族事情を聞いたり、結婚話をしたり。 カナダの家族事情や自分達の家族事情、人が成長する上での影響など、 家族は一番小さな社会でもあるので、話出すと中々深い。 小さな社会で育ってきた人達が、複雑に絡みながら大きな社会になっているのだから。 天井を拭きながら、まもるくんが言った。 「家の中を拭くのは、人を拭いてるように感じる」 たしか、長屋の改装初め頃にも同じ様な事を言っていた。 #
by iftift
| 2008-11-25 21:43
| 雑感/ura/aki
「iftでなんと読むのか?」とか
「何をするの?」等よく聞かれるので、 少しift紹介。 iftと書いて”イフト”と読みます。 これが長屋の1階のスペースの名前です。 -gift ギフトするきもち -lift 大事だな、と思うことをほんとうに大事にしてみる -shift その中から生まれる発見、再発見 そんなiftを大切にしながら。。。 2008年夏。ボロボロ長屋でiftの実験ははじまった 長屋を再生する。 そうすれば、きっとその他にも何かが再生する。 夢はある、でも経験もお金もあんまりはない。 そんなところに集まる「きもち」は何を生み出すのか。 この「社会」はこのままで大丈夫だろうか? おおげさだけど、身近な問題。 ift ー アクションを通して考えます。 #
by iftift
| 2008-11-21 15:17
| イフト-about ift
念願のベランダを降ろす作業が無事終わりました。
みんな怪我なくてよかったです。ホッ。 何故、ベランダを降ろすはめになったかというと、 一階部屋の天井を開けてみると、 屋根を支えてるだろう主役的存在の柱が折れていました。 その上には、何がー?いる??と、庭から一階の屋根を見上げると、 かなり大きなブロックとその上にベランダがぁ〜〜〜。 おまけに、ベランダが木でできている。。。重そう。。。 日々、少しづつ下がってきているような。。。(全員不安) と、いう事で、ベランダを撤去。 もっとナイスショットがありましたが 私だけの宝ものとして心にしまっておきたいと思います。じーん。 (けち?) じ つ わ ハラハラしすぎて撮り忘れてました。 (うまいいいわけ?) いえいえ本当です、宝ものです。 #
by iftift
| 2008-11-10 22:45
| 改装の記録・renovation
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