カテゴリ:雑感/mamoru( 12 )

思いつき。

昨日、ふと寝る前くらいに思いついた事があるからざっくりと書きとめておこうかな。

この前、嫁と日帰り温泉をしたのだけど、要するに半日部屋借りて、飯食って、温泉はいる。みたいなことだ。カップルコースとかってのもあって(僕らがいったのはそういうのではないけど。。。)貸し切り風呂、昔で言う家族風呂かな?が使える様なコースもあった。

そのとき思ったのが、ある程度人はそういうプライベートな感じとかを家ではない外で味わう事に関心があるのだな、という事です。

でも、そこの仲井さんとかとちょっとした会話をしたりすることでなにか旅感と言える様な何かも得るわけです。きっと。だから何もかも貸し切りで誰とも接しない(とかは無理だけど)だともちろん味気ない。お茶の世界の様に、それがもっと亭主と客という関係を楽しむ事であれば、隔離されてるけど、そこに密な他社との関わりもあり、安心した空間(ある意味緊張だけど)でそういうやりとりを味わえる。そしてそれはとても幸せや満足を与える事になりそうな気がする。

そこで、もしiftがリノベーションしていいスペースになったら、そういう事ができたら面白いな〜。と。なんというか日帰りカフェ(一定時間貸し切り。)のような。ま、昨今カフェブームでカフェ過剰だから行く日と場所を選べば、事実上貸し切りなカフェはあるのですけど(笑)コンセプトとしては悪くないんでは?? どう思います?? と、中空に質問を放つ。
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by iftift | 2008-07-14 11:14 | 雑感/mamoru

こんな夢もある。

iftと直接は関係ないけど、このプロジェクトは僕に色々な事を改めてstudyしようという気にさせてくれる。

僕はアーティストだからアートの力に関心があるわけだけど、最近強く思うのは、もし人類に23世紀が訪れるとしたら・・・それはきっといまの経済システムにかわる新しい経済価値が発見され、受入れられ、成長している世界ではないかな、と夢想する。過剰な自由主義経済というのはまずい地点にきているのでは?、とマスコミの受け売りでなくとも思わされるからだ。とりわけ元農学部(!!)で食料問題に15年程前から興味のあった者としては考えるところがあるわけです。

前置きが長くなった・・・。そんなこんなで前から気になっていたある本を手にとりました。今日は珍しく日曜の午後なのにのんびりした時間なのでつい一昨日お見終えたこの本を紹介してみようかな、と思います。ちょっと長くなりますが(笑)

2006年のノーベル平和賞を受賞したバングラディッシュ人のムハマド・ユヌス氏の自伝だ。
彼はバングラディシュにあるチッタゴン大学で経済学を教えていた頃に、大学で教えている経済学の美しい理論と貧困の現実とに疑問を感じ、大学の近くの村の現状を知るところスタートして、幾多の反対する人達、機関、因習、その他と戦いながら、貧困問題にとりくみ、マイクロクレジットという最も貧困状況にある人達(特に女性)に生きる希望、自身、尊厳、教育、生活を与えるシステムを練り上げてゆく。
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(グラミン銀行のロゴ)


簡単に言うと、お金を与えるのではなく、無担保で、でもグラミン独自のプログラムを経て審査することで「信用(=クレジット)」によって小額の(でも借り手にとっては人生を変える)ローンを提供するのだ。借り手はそのローンを活用して、「ビジネス」をする。鶏を買って、卵を売るとか、牛を買って、育ててから売るとか。かごを編むとか。小規模自営をするのだ。
その利益から返済していく。この事で長期的に自立支援が達成されていく、と言葉にすると簡単だけど、これまで誰も実行できなかった事を仲間達と成し遂げていく。
いまや世界的にとんでもなく大規模なプロジェクトに発展しているグラミン銀行は、れっきとした銀行で、グラミンの借り手は、返済に誇りを感じ、子供に教育を与え、生活を改善していくためまた次のローンを貰う事を考えるので、返済率は9割を越えるという。

紹介したいエピソード、アイデアは山の様にある。でもそれをしたら本と同じ文字数必要だ(笑)本の中から数行ほど、彼の言葉を引用します。1998年に書かれた言葉は重みをもって2008年の僕に届きます。なんだか、マネー経済おかしいな、と思う方。是非「ムハマド・ユヌス自伝 貧困なき世界をめざす銀行家」読んでみて下さい。必ず図書館にはあるはずです。

”どういうわけか、一般的に資本主義経済というのは、欲望のみを燃料として動くものだと信じられている・・・略・・・社会に対する目標もまた、強力な意欲を引き起こす力であり、貪欲さにとってかわる事ができるものなのだ。社会意識が動かす企業は、欲望を土台にした企業にとって、手ごわい競争相手となるに違いない。正しいカードを出せば、社会意識が動かす企業は、市場でもとてもうまくやっていけると私は信じている。”

”なぜ、こういう人々(社会意識を持った人々)に活躍の場を与えてやらないのだろうか。彼らに、社会的問題を解決するために市場で活動してもらい、人間をもっともっと高い水準の平和、平等、創造力へと導いてもらえばいいのに。”

“私達には目的地が必要なのだー正確な道が分からなければ、大まかな道で行っていい。私たちは正確な目的地を探し続け、そこへ向かう事へのコンセンサスをまとめあげなければならない。正確な目的地を特定するという仕事さえうまくできれば、そこへ到達するのに役立つ、さらに大きな技術革新と変化が起きてくるはずだ。私たちは何かを実現する前に、それについての夢を見る。すべての社会、経済的な夢、私たちを目的地へと誘う地図なのだ。”
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by iftift | 2008-07-13 17:08 | 雑感/mamoru